大阪からきた小仁さん(地域おこし協力隊)に「佐用ぐらし」について聞いてみた

今回は、佐用町地域おこし協力隊インタビュー第2弾

佐用町地域おこし協力隊の小仁(こに)伸浩さんに、佐用町での生活や現在のお仕事内容についてインタビューしてみました!

 

 

田舎ぐらし初心者のまち「佐用町」

―自己紹介を簡単にお願いします。

僕は大阪生まれ大阪育ちです。大学卒業後の2年間は、教員免許取得のため、科目履修生として過ごしました。教員採用試験にチャレンジ後、偶然見つけたスタジオカメラマン求人に応募し、未経験ながら採用され、主に卒業アルバムの写真撮影を3年間担当していました。

―佐用町地域おこし協力隊に応募したきっかけは?

カメラマン時代に訪れた和歌山の田舎での体験から、田舎ぐらしに心惹かれるようになりました。また、友人から佐用町地域おこし協力隊の制度を紹介してもらったんですが、その体験談や実際に訪れた雰囲気がなんだか心地よくて、応募を決意しました。

―その体験談で印象に残っていることは?

佐用町はいわば「田舎ぐらし初心者のまち」だということ。都心部からのアクセスがよく、大阪へ帰ろうと思えばすぐ帰ることができる、また人も良くて、田舎ぐらし初心者でも移住しやすい町だと感じました。

―移住に対する不安はありましたか?

同世代がいるかが心配でしたが、何かあっても大阪に帰れる距離だったので、そこまで不安は大きくなかったです。

 

カメラマン→定住促進プロモーターへの転身

―今の仕事内容について教えてください。

定住促進コーディネーターとして、佐用町商工観光課定住対策室で空き家バンクの担当をしています。大阪や神戸で行われる移住相談会へも積極的に参加しているほか、空き家登録、事前予約した移住希望者向けの空き家案内ツアーの実施、またそのなかで町内の観光地案内もしています。

―見学ツアーはどのぐらいの頻度で行っていますか?

時期によって波はありますが、週に1回ぐらい実施しています。

―移住希望者はどんなきっかけで来られますか?

移住相談会、HPからの問い合わせ、移住者の話を聞いて興味が湧いたから、などきっかけはさまざまです。移住地にはこだわりがなく、物件条件が合うからというかたもいます。

―移住希望者はどういうかたが多いですか?

属性はバラバラですね。セカンドライフ、子育て世代などさまざまな世代のかたが移住を希望されます。農業をやりたいというかたもいます。

―佐用町のセールスポイントは何だと思いますか?

アクセスが良いところですね。あと、僕自身はすぐに大阪に帰れるという安心感があります。大阪との繋がりを保ちつつ田舎ぐらしができて、田舎と都会の良いとこどりができる場所だと思いますね。

―物件を実際に見た移住希望者の反応はどんな感じですか?

物件によってリアクションは本当に色々です。

―空き家はいっぱいあると聞くけど、空き家バンクには少ししか登録されていないのはなぜですか?

空き家はたくさんあります。でも、お墓や仏壇を残してあったり、親戚が集う場所として置いてあったりする場合が多いです。

―移住する前にやっておいた方がいいことはありますか?

―車の免許と家族分の台数は必要。また、パソコンでする仕事があった方がいいです。佐用町にないスキルや手に職があった方がいいです。僕はカメラの仕事で呼んでもらえることが多く、そこで顔が売れます。そのことで地域コミュニティに入りやすいです。今は、Illustratorの練習中です。

 

お付き合いは、ぼちぼちとほどほどに。

―プライベートはどんな感じですか?

―着任当時は、結構な頻度で大阪に帰っていましたが、現在は月に1回程度です。週末は地域のイベントに顔を出したりもしています。ここには、良くしてくれるかたが本当に多いです。いろいろなかたと繋がるのは楽しいですね。ただ、やっぱり一人の時間も必要なので、バランスよく地域のかたとお付き合いできればと思っています。

―佐用町に8ヶ月住んでみてどうですか?

―ある程度覚悟してきたので、思っていたよりギャップはないです。あと、コワーキング・スペースの存在は大きいですね。若めの人と繋がれるし、行けば誰かいるいう安心感があります。

―逆にしんどかったことはどんなことですか?

―大阪では馴染みのなかった、お祭りなどの地域行事への参加です。参加することが初めてで、お祭り中はどうすればいいのかわからなくて戸惑ってばかりでした。

―将来の展望について教えてください。

―今年は初年度ということもあり、様子見でした。2年目からは仕事やサービスを始めたり、写真をもっと本格的に取り組んでみたりしたいと思っています。協力隊任期終了後は、佐用町に貢献できるようにしたいですね。任期の間で、何かしらの爪痕は残したいとは考えています。

―「これは言っときたい!」ということはありますか?

―とりあえず「飛び込んでみたらいいのでは?」ということです。飛び込んでみたら、なんとかなります。笑

 

先輩の意見を聞いたりして下調べの上で、移住してきた小仁さんですが、最後は「飛び込んでみたら、なんとかなる。」というポジティブな意見を聞くことができました。新しい環境に飛び込むことのハードルは高いように思いますが、ちょっぴり勇気をだして、一歩を踏み出すことの大切さを改めて気づかされたインタビューとなりました!

 

インタビュアー:ハラダススム

ライター:タニグチヨシミ

カメラマン:タニグチユウイチ

 


小仁(こに)伸浩

大阪府富田林市出身。大学卒業後、学校カメラマンを経験し19年5月に地域おこし協力隊員として佐用町に着任。佐用町役場商工観光課に籍を置き、定住促進に関わる業務に従事。